ゾイドバージョン解説
最初のゾイドが登場して20年近く立ちますが、その間には同一機種でありながら色や装備によってさまざまなタイプが発売されたゾイドがあります。それらについて、知っている限りまとめてみました。(旧シリーズ、新シリーズともノーマルしか存在しない物は除く) ここにかかれていないものの情報提供もお願いします。

初代:最初に店頭に並んだタイプ
再販:1999年以降の現シリーズで店頭に並んだ通常タイプ。
カッコ内は発売年

ゴジュラス
@初代(1984)
AMk2限定型(1986)
ロングレンジバスターキャノンなどの火器を増設した砲撃戦仕様の試作型。現実のキットも限定生産だったが、発売時期がウルトラサウルスと重なっていたため涙をのんだ人が多い。当時発売されていた改造パーツセットをノーマル機に装備すれば、色違いながらこの形態を再現できた。
BMk2量産型(1987)
初代から生産ラインを変えて一般発売されたモデル。コストダウンや軽量化のため装備の見直しが行われ、エネルギータンクやミサイルポッドが省略されている。
C再販(1999)
Dゴジュラス・ジ・オーガ(2000)
ブレードライガーのデータを元にしてオーガノイドシステムを搭載したゴジュラス。ジェノザウラーを遙かに上回るパワーを持つが、もともと気性の荒いゴジュラスにオーガノイドシステムを搭載したため凶暴すぎてアーバインにしか操れない。一時期無人操縦の支援砲撃機に改装されたため重装備で、実質的にはMk2限定型の再販。
Eゴジュラスガナー(2000)
再販ゴジュラスに別売のキャノンを装備した形態。

シールドライガー
@初代(1987)
AMk2(1988)
大型のビームキャノンを装備した砲撃戦仕様のシールドライガー。マッドサンダーも同型のビームキャノンを装備している。
B再販(1999)
CシールドライガーDCS(ダブルキャノンスペシャル)(2000)
再販シールドに別売のビームキャノンを装備した形態。かつては生産ラインがすべてMk2に切り替わっていたが、現大戦ではDCSをノーマル機と同じ隊に入れて支援機として使うことでキャノン装備による機動性低下を補っている。
DシールドライガーDCS−J(ジェット)(2000)
DCSの機動性低下を一機で補うため、エンジン出力を上げてスピードアップしたタイプ。機体のバランスが悪く操縦しづらいためレオマスター(共和国最強のライガー乗り)の専用機となっている。限定発売されたようだが、拓也は見たことがない。

サラマンダー
@初代
AサラマンダーF2(1989)
旧型化したサラマンダーを大陸間戦争当時の最新技術によって戦闘機に改装したもの。F2はFighting Falconの略。
B再販(2001)

コマンドウルフ
@初代(1987)
AコマンドウルフNEW(1988)
シールドライガーMK2と同じ色に合わせたタイプ。同色のベアファイターも存在する。
B再販(1999)
Cアーバイン仕様(1999)
フリーの傭兵アーバインが傷ついて戦場に捨てられたウルフをレストアしたもの。純正パーツを使ってないためバランスが悪いが、チューンナップとパイロットの腕で補っている。
D赤ウルフ(2000)
ゲームボーイソフトの特典。帝国が捕獲したウルフを塗装とコンピュータを変更して戦線に投入したという設定。捕獲機の一部は研究にまわされ、ライトニングサイクスの開発に役立った。
Ewithアタックユニット(2000)
別売パーツ、アタックユニットを装着した形態。キャノン装備による機動性低下をブースターの装備で補っている。
FコマンドウルフAC(アタックカスタム)(2001)
特殊部隊で使われる青いコマンドウルフ。キットにアタックユニットが同梱されている。アニメ「/0」でバラッドが使用した。

グスタフ
@初代
Aムンベイ仕様(1999)
運び屋ムンベイがカスタムしたグスタフ。新シリーズで発売されたグスタフはムンベイ機だけらしい。

ブレードライガー
@ノーマル(2000)
AブレードライガーAB(2000)
別売の強化パーツ、アタックブースターを装備したブレード。機動性が上昇するほか、ブースターを反転させるとビーム砲になる。火器の貧弱なブレードには嬉しい装備。
B赤プレード(2001)
2001年夏に限定販売された赤いプレードライガー。アニメのレオン専用機をイメージしているらしい。ナオミの赤いガンスナイパーやハリーのダークホーンも同時発売された。

アイアンコング
@初代
AMk2限定型(1986)
ゴジュラスMk2限定型と同時期に限定発売された武装強化型コング。火器が増設され、ブースターによって機動力もアップしている。
BMk2量産型(1987)
装備を簡略化した量産型。一般発売された。
C再販(1999)
Dプロイツェンナイツ仕様(2000)
ゴジュラス・ジ・オーガと同時期に限定発売されたモデルで、見た目はMk2限定型と同じ。帝国摂政プロイツェンの親衛隊の専用機という設定で、装備だけでなくコング本体の強化も行われている。
Eアイアンコング・マニューバカスタム(2000)
再販コングにMk2量産型と同じパーツ(別売のマニューバスラスター)を装備した形態。

サーベルタイガー
@初代
Aグレートサーベル(1988)
後発のシールドライガーに対抗するために強化されたサーベルタイガー。本体の出力強化やスタビライザーの装備で機動性が上昇し、ミサイルポッドで火力も上がっている。
Bセイバータイガー(1999)
ゼバネス帝国滅亡後、接収したサーベルタイガーをガイロス帝国が改装した機体。見た目はサーベルタイガーと同じだが、性能はシールドライガーと同じレベルまで上がっている。強化はグレートサーベルを参考にしたようだがコストダウンのためミサイルやスタビライザーなどグレートの追加パーツは制式装備から外された。
CセイバータイガーAT(アサルトタイプ)(2000)
グレートサーベルのパーツを装備したセイバータイガー。
Dセイバーファング(2001)
アメリカから輸入されたキット。当然パッケージは英語だが、シールで最低限の日本語表記はされている。キットが黄色いのでアニメのチームタイガースを思い出す。

レッドホーン
@初代
Aダークホーン(1989)
ガイロス帝国の技術で改装されたレッドホーン。エンジンの改良の他、ガトリング砲の装備で火力も上昇している。
B再販(1999)
「大異変」の混乱で技術力が低下したせいか、ダークホーンが作れなくなり、旧式のレッドホーンを再生産せざるをえなくなったようである。
CレッドホーンGC(ガトリングカスタム)(2000)
ダークホーンと同型のガトリングを装備したレッドホーン。これを黒く塗ってダークホーンを作ろうとする人は多い。
D限定ダークホーン(2001)
2001年夏に限定発売されたダークホーン。ダークホーンはそれ以前からアニメによく出ていた。

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