PiaキャロットへようこそG.O.〜グランドオープン〜

 ファミレスを舞台にした人気SLGの第4弾。しかしタイトルが「Piaキャロ4」になってないだけあって前3作とはかなり内容が異なっている。

・歴代主人公は高校3年生のアルバイトだったが、今回は大学受験を断念して就職したマネージャー候補。

・今までは「ときメモ」のごとく主人公のパラメータを伸ばしていたが、今回はマネージャーとして店員の女の子のパラをチェックするのがメインで主人公のパラは体調だけ。店の空気を重視するシステムはGBA版「3.3」に似ている。

・プレイ前に制服を選ぶシステムはなくなり、フェア開催中の特殊服でバリエーションを出している。

 そのほか、攻略可能キャラが15人とギャルゲーではトップクラスの人数を誇る。これだけ女の子の数が多いと私の好みのタイプもいるのだが、逆に地雷もあってコンプリートの障害になる。オカマ入れたスタッフ誰だよ。またPiaキャロシリーズでアナルや放尿などアブノーマルなプレイをしているのは複雑な気分(個人的には嫌いなので)。もっとも巨乳キャラの数が多いのは嬉しいところである。

 このゲームの第一印象は「重い」。とにかく動作が重くてコンフィグでオフにできない演出もあるのでしんどい。そんなロースペックのマシンを使っているつもりはないのだが・・・(CPUは2GHz超)

 ところで電撃G'sMagazineの連載小説って本当にオフィシャルなんでしょうか? 撫子学園って本編に実在するんですけど。


木ノ下留美
 メインヒロインのあやのより先に表示されるのは「Zガンダム」のシャアみたいなものでしょうか。 体型や髪型は「2」「3.3」と同じはずだが原画家が変わったのでかなり違って見える。あと「2」では冷めていたコスプレ熱が再発しているのはどういうことか? オタクぶりは「1」の頃よりひどいぞ。
「2」では好きなキャラだったが、イメージが変わっていたのと他に魅力的なキャラが多いためにあまり萌えなかったのが残念。

衣坂小春
 童顔で巨乳で天然ボケ、そりゃ人気出るわな(公式サイトの人気投票でトップ)。菓子職人を目指す一途さや主人公と同年代ゆえの付き合いやすさも萌えポイント。確かにスタイルはいいけど、「巨乳」というよりは「美乳」のイメージが強い。

西園寺美湖
 レズかと思ったらただのシスコンだった。それにしてもバストとウエストの差が39cmというスーパーボディに目が行ってしまう。立ち絵だと身長高そうだし絵描きだけでなくモデルもできるんじゃなかろうか。お嬢様っぽい性格と爆乳のギャップに惹かれたが、ブッ飛んだ性格も魅力である。

陸文華
 豊かな髪と胸が印象的な中国娘。スタイル・性格とも問題のないキャラなので気に入っている。

椚あやの
 今までありそうでなかった記憶喪失ネタ。ギャルゲーでひねったシナリオって超常現象持ち出すのが普通だったからなあ。
 ギャルゲーの定番要素である「日常感」「友達感覚の恋愛」について改めて問いかけたシナリオは評価できる。「2」「3」のヒロインのシナリオが嫌いだったのでなおさらである。それにしてもエクストラシナリオでのオーナーは笑えた。

山名トキ子
「2」の春恵のオマージュなんでしょうか? 「グラマーな美女」という印象が強く、子持ちというのが余り気にならなかった。シナリオうんぬんよりもきみづか葵先生のきれいな絵が気に入っている。

白鍬澄光
 Piaキャロシリーズ初の電波キャラ。別のゲームをプレイしているのではないかと思うほど意味不明の会話になっていた。目が大きくて表情が柔らかくなりやすい水瀬凛先生の絵のため、実際のセリフほどにはキツい印象を受けない。
 しかしいくら小柄だからってウエスト47って・・・バストとウエストの差が30cmって巨乳の領域じゃないのか?

久我原美森
 スタンダートなツンデレキャラ。攻略ルートが2つあるってノーヒントで分かるのか? バスト80でDカップというあなどれないトランジスタグラマー。

御堂千尋
 このテのキャラはオタクにウケないらしく、人気投票ではダントツのビリ。しかしシリーズディレクターの稲村氏が「色っぽいお姉さん」が好きらしくシリーズにはよく出てくるし、私も嫌いではない。
 なおクリア後「店の評価」と「男のロマン」によって称号が決まるのだが、「店の評価」は簡単にMAXにできても「男のロマン」はシナリオの仕様(女の子一人当たりのエッチシーンがそう多くない)でなかなかMAXにならず、「Piaキャロマスター」はそうそう取れない。千尋はエッチシーンが序盤に集中していて登場の遅い女の子とフラグが干渉しないことを利用する必要がある。

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