乙女はお姉さまに恋してる

 18禁PCゲーム「処女はお姉さまに恋してる」のTVアニメ化。原作の人気が非常に高くPS2化もされたためひょっとしたらと思っていたら実現した。「SHUFFLE!」の前例もあるため人気キャラの貴子がヒロインになるのでは?と思っていたら的中した。

 18禁ゲームのアニメ化の常としてキャストが変更されておりネット上では「原作者がキレた」「スタチャがAice5を売りたいだけ」といった話が出た。太田は新しいキャスティングを楽しみに待つタイプだが、ヒロイン役の多い堀江由衣が「ギャルゲーの男主人公」を演じることに驚かされた。あと原作でEDを歌っていた榊原ゆいが本作EDと緋紗子役を担当している。

「D.C.S.S.〜ダ・カーポセカンドシーズン〜」(メインヒロインでない人気キャラの扱いがひどくボロクソにけなされていた)のスタッフが手がけるため当初は心配されたが、終わってみると意外と評判はよかった。ただ太田としては水泳のエピソードで論点がすりかわって一子が憑依する設定がなくなったり、話数が厳しくてクリスマスで終わってしまった(原作は卒業式まで)のが残念。DVDオリジナルは「ツンデレラ」ではなく温泉旅行の話にしてほしかった。

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