Kanon(京アニ版)
「Air」「CLANNAD」を作ったKeyのデビュー作を、作画レベルの高さで知られる京都アニメーションがアニメ化。
「Kanon」は以前東映アニメーションが製作したことがあるが、京アニは「Air」の出来がよかったため今回の前評判も非常に高かった。また同時期に「ネギま！？」が作られたこともあり、「アニメのできに不満のあった作品が別スタッフで再アニメ化」という前例ができたことは他の駄ニメでキレた人に希望を与えた。
話の内容は｢線｣こそ原作に忠実だが｢点｣レベルでのマイナーチェンジが目立つ。特に顕著なのは原作シナリオで交流のなかったキャラのクロスオーバーが多いことである。一例を挙げると、北川が舞踏会の実行委員をやっていた関係で舞が退学を免れている。またオリジナル要素として原作・東映版未登場だった祐一の初恋の女性「沢渡真琴」が登場する。しかし北川がただのアホになっていたり舞がニュータイプになっているのはどういうことか？
スタッフと主演声優が「涼宮ハルヒの憂鬱｣と同じなので「月宮あゆの憂鬱」という別名も。