もし、「ガンダムSEED 」がスーパーロボット大戦に出たら・・・

 以前、SEEDがスパロボに出たときの扱いを予想していたのですが、 その後「スーパーロボット大戦J」を実際にプレイしたので予想と結果を比較して書いてみました。(なお、「J」には宇宙世紀のアムロやブライトは出ません。)

・PS装甲

実弾兵器のダメージを軽減、ENを少し消費する。
バンプレオリジナルメカは装備が実弾兵器中心なので相性が悪いか?

もともともビルスーツは受けるダメージが大きい上、軽減量も多くないのでアテにできない。
「第3次α」ではそこそこ強力だったようですが・・・

・バッテリー駆動
 このゲームでは毎ターンごとにENが少しずつ自然回復するようになっているが、SEED系(ニュートロンジャマーキャンセラー搭載機を除く)とマイトガイン系はこれが発生しない。

・特殊技能「SEED」
キラ、アスラン、カガリの持つ特殊技能。気力が130になると発動し、命中・回避が大幅に上昇する。
実際は気力120でした。このゲームでは気力が一定値以上になるとマップ上でいきなり発動する特殊能力として
「V-MAX」「ハイパーモード」「ラムダ・ドライバ」「ブラスター化」「野性化」などがあるのですが、
種割れとブラスター化は毎回ムービーが入るためその作品のファンでないとうっとおしい。
ラクスにもあるけど、エターナルでの回避は?
・ストライクガンダム
 ダンバインやリ・ガズィ同様、後半では使わないユニットなので改造しないように。
 このゲームのゲームバランスだと、ランチャーが一番有利か?
 スカイグラスパーのほうが強くないか? 攻撃力同じだしSサイズで回避が高く、落とされても修理費安いし。
 キラもスカイグラスパーに乗れるから補給装置(1号機)、修理装置(2号機)で育成できるし。
 そもそもスタメンの平均レベルからフリーダムのレベルが再計算されるから育てる必要すらないという話がある。
 まあランチャーが使いやすいのは予想通りだったが。
・キラ・ヤマト
 アムロを超えた最強のパイロット。間違いなく主戦力になる。
 CPUが命中率0%の相手を狙わないようになったため、以前のアムロみたいに1人で敵陣で暴れる戦法が使えなくなった。私のデータでは撃墜数2位だったし、主戦力なのは確かだが。
・マリュー・ラミアス&アークエンジェル
 このゲームでブライトに期待する人は少ないので、こちらを使う人は多いだろう。
 個人的には「乳揺れカットイン」があるのかどうか気になる(笑)。
 出撃時に戦艦を選択するシステムだと思っていましたが、ナデシコとアークエンジェルが両方必ず出るようになっています。それにしてもナデシコは途中でYユニットでパワーアップするのに、こっちは途中で精神コマンド要員のナタル、トール、カズィが抜けて弱体化しやがる。
 しかしスパロボって原作キャラの乳揺れにはとことん消極的だな・・・
 オリジナルはさほど大きくなくても揺れるのに。
・ムウ・ラ・フラガ
 後半のストライクに期待してはいけない。スカイグラスパーに補給装置がついている可能性が高いのでそっちで世話になるかもしれない。
 案の定スカイグラスパーの方が使えるのだが、彼自身の能力も高いので戦闘させても大丈夫。
 しかしイベントで強制的に死ぬのはへこんだ(ボゾンジャンプやオルゴン・クラウドで救出されていればよいが)。
 「Zガンダム」で似たような役割だったエマはスパロボではほとんど死なないのに。
・イージスガンダム
 ザフトに奪われたガンダムのHPは20000ぐらいか? 零距離スキュラに注意。
 実際には10000前後でした。とはいえ回避は高いし4人もいるので結構しんどいですが。
・デュエルガンダム
 これといった特徴がないため、スパロボでは非常に不利。
 少々HPが高いだけで怖くない。
 アサルトシュラウドを倒すとノーマル形態で復活するため、意外と硬い印象が。
 SEED最終ステージで仲間になるが、ラスト3話の最終決戦でどれほど役に立つのやら。
・バスターガンダム
 敵のときは火力が脅威だが、味方になるころには他に強力ユニットが増えていて使わないだろう。
 予想通りでした。バスター自体は悪くないけど、終盤はスタメン争い激しいのでMSはフリーダム&ジャスティスだけという人も多いのでは。
・ラゴゥ
 サブパイロットのアイシャがしゃべるかどうかが最大の問題。
 しゃべらないGBAではいらない心配でした(笑)。
・フリーダムガンダム
 運動性、火力に優れており飛行可能と非常に優秀なモビルスーツ。間違いなく主戦力として使える。
 強力なビーム砲を持ち、マップ兵器やジャスティスとの合体技など攻撃面でも魅力的。
 バケモノじみているわけではないですが、レイズナーやエステバリスよりはるかに強いです。
 攻撃力が高いだけでなく、移動力8も魅力的(他のユニットは5〜7)、ただ高性能ゆえマジンカイザー、フリーダム、ジャスティスは強化パーツスロットが1つしかない。
・ジャスティスガンダム
 パイロットがキラほどバケモノじみていないので、スーパーロボット偏向型のプレイヤーだと使わないかもしれない。
 合体攻撃のこともあり、レギュラーとしては十分使える。ただ撃墜数が出撃時気力に影響するシステムなので登場の遅いアスランには不利な面も。、
・M1アストレイ
 後半で量産機出されてもねぇ。三人娘に想い入れがないと使えない。
 原作よりも早い段階(カガリとアスランが出会う前)にカガリinルージュと一緒に1機だけパイロットなしで入手。
 ただし三人娘はユニット扱いされず、カガリの必殺技の演出としてのみ登場。同種のトループ攻撃として量産型ボン太くんがあるけど、あれって中の人はヤクザ・・・
後半の連合軍
運動性が低めで、切り払いもない。νガンダムのカモである。(カラミティ)
ビームにも実弾にも耐性があるイヤな敵。といっても「魂」掛けやスーパーロボットの必殺技で倒されるんでしょうねぇ。(フォビドゥン)
そこそこ高性能で大量に出てくるのでうっとおしい。(ストライクダガー)
 ダガー弱すぎ、連合軍は警戒すべきものが3機しかないのでえらいラクだった。ヤギン・ドゥーエではザフトとも同時に戦うけど、あっちもプロヴィデンス以外ザコ。
・ドミニオン
ナデシコで戦闘しかけたいと思うのは私だけか(声同じ)。
 ナデシコとSEEDの競演が意外と早く実現したのは両作品のファンとしてはうれしいですが、GBAということもあってか今回声優ネタはなし。α外伝にはゼクスvsギンガナムに固有のセリフがあるのですが。
・ミーティア
 使い勝手はデンドロビウムみたいなものなので賛否両論あるだろう。しかしデンドロやリ・ガズィと違い、一度撃墜されても主戦力で残れるのは恐ろしい。
 原作通り終盤のみの登場。EN消費の激しさ以外にデメリットがない(無消費で使える武器がないためだが、補給装置でサポートすれば大きな問題ではない。)。移動力が自軍中最高なので、DESTINY第49話みたいに2人で突っ込むことも。
・カガリ&ストライクルージュ
 原作では最終決戦のみの登場。スパロボではもうちょっと早いだろうが、それでもストライクが活躍できるような時期ではないだろう。まぁ小隊システムがあれば、アスランに恋人補正かけるために組み込むだろうが。
 登場早すぎ。しかし修理装置のあるスカイグラスパー2号機の方が魅力的である。死んだムウのかわりにIWSPを装備したのだが、ラスト間際のスタメン争いが激しくて出撃できず。
・プロヴィデンスガンダム
 機体特性はキュベレイやサザビーと似たようなものだが、パイロットが「できそこない」なので意外とラクかも。
 同じリアル系ボスキャラでもル・カインほど回避が高くなくて助かった。
・BGM
 基本は「INVOKE」、但しBGMをメカ基準に設定したときはフリーダムとジャスティスのMS形態が「Believe」、ミーティア形態が同名の挿入歌を使用する。
 見事に外れたな・・・  TMRの曲は版権取りにくいらしい。予想当時のスパロボはBGMがパイロット基準かユニット基準か選べるシステムだったが、「第3次α」以降プレイヤーが他作品の曲だろうと自由に設定できるようになっている。今回エターナルが入ると「Realize」が選べるからよしとしよう。

戻る